元厚労相で前東京都知事、国際政治学者の舛添要一氏が17日、ツイッターに新規投稿。首都圏への緊急事態宣言が21日にも解除されることを踏まえて、「変異株の第4波が来る可能性が高くなる」と危惧した。

 舛添氏は「本日の東京都のコロナ感染者409人、また増えている」と切り出し、「しかし、緊急事態宣言は21日までで解除。今後さらに増えていき、ヨーロッパのように変異株の第4波が来る可能性が高くなる」と懸念した。

 同氏はその後の投稿で、菅首相が首都圏の緊急事態宣言を21日までで解除する方向と明言したことに触れ、「明日の専門家会議に諮問すると言っても、これは政府に反対しない組織なので、もう決定だと考えてよい」と補足した。

 また、舛添氏は別の投稿で「緊急事態宣言が有ろうが無かろうが、今のような無為無策なら何も変わらない」と指摘。「なぜ、検査、とくに変異株の検査を迅速、かつ徹底して行わないのか。緊急事態宣言も無意味だし、1年前からPCR検査をサボり続けてきた対策の失敗のつけが噴出してきている」と苦言を呈し、「日本変異株がもう見つかってもよいはずだ」と付け加えた。

3/17(水) 21:35
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