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田中圭がテレビから忽然と姿を消して3カ月…復帰は来年のNHK大河ドラマか
酔っぱらいのイメージが…(C)日刊ゲンダイ
 田中圭(36)が突然テレビから姿を消して3カ月あまりが経過する。田中が最後にテレビに登場したのは、昨年12月19日に放送された主演ドラマ「先生を消す方程式。」(テレビ朝日系)の最終回。ファンは「田中圭が作品みたいに本当に消されてしまった」とどよめいた。

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 昨年、田中はテレビに出まくった。連ドラは1月期の「シロでもクロでもない世界で、パンダは笑う。」(日本テレビ系)、7月期の「アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋」(フジテレビ系)、9月期の「キワドい2人―K2―池袋署刑事課神崎・黒木」(TBS系)、さらに10月期に冒頭の「先生を――」といった具合。これらに加えて特別ドラマと映画の撮影もこなしていた。

■よぎる昨年9月の泥酔事件

 その田中が忽然と姿を消したのだからファンが動揺するのも無理はない。原因はどうやら“あのニュース”が尾を引いているようだ。昨年9月4日にNHKが報じた“泥酔タクシー料金未払い事件”である。田中の酒癖の悪さを知った民放のドラマ関係者が急に彼の起用に及び腰になり、その余波が現在の“開店休業状態”につながっている。

 CMも状況は似たり寄ったり。田中は最盛期には11本のCM契約があったが、「BOAT RACE振興会」「サントリー角瓶」などが契約解消に向けて動いた。

「田中のだらしなさに呆れたのはテレビ局やスポンサーだけではありません。『アンサング――』で共演した石原さとみなどは怒り心頭で、今後は“共演NG”になりそうです。『キワドい――』を『Hey!Say!JUMP』山田涼介の代表作にしたかったジャニーズ事務所も、田中の失態に不信感を拭えない様子だといいます。田中は演技力もあり、シラフ時はとても聡明な役者なだけに残念がる演出家もいます」(芸能プロ関係者)

 田中の所属事務所は2021年12月後期予定の映画「あなたの番です 劇場版」やHulu配信ドラマ「死神さん」に活路を見いだしたいところだろうが、ほとぼりが冷めるまで、しばらく地上波ドラマに復帰するのは難しそうだ。

「田中にとって救いは、ドラマ業界で影響力の大きい事務所に所属しているということでしょう。ある程度の自主謹慎期間を経れば、小栗旬や綾野剛と抱き合わせでプロモーションをかけることができます。小栗が主演する22年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』あたりが、田中の地上波復帰の第1弾になるのでは……ともっぱらの評判です。小栗はこれまでたくさんの大河ドラマに出演してきました。事務所としてNHKに“貸し”があると言っても過言ではありませんからね」(別の芸能プロ関係者)

 問題は泥酔事件で「だらしない中年男」のイメージが定着してしまったことだろう。復帰のタイミングでマイナスイメージを払拭するための戦略も求められることになりそうだ。

(芸能ジャーナリスト・芋澤貞雄)

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