2020年、まさに大ブレイクした若手女優といえば、満場一致で森七菜(19)で間違いないだろう。
すでにさまざまな報道がされているが、その森が年明け早々 “ドロ沼移籍騒動” に見舞われたのは一体なぜなのか。

「弱小事務所所属の森がここまで売れたのは業界の七不思議の一つだった。
しかしその裏には森の生みの親であり育ての親でもあるベテランマネージャーの熱意ある営業努力があったのは事実。
今回の件はパターン的に “ひき逃げ騒動” で半引退状態になった伊藤健太郎(23)の移籍の件とよく似ている」(大手芸能プロダクション専務)

1月中頃、所属していた事務所『アーブル』のホームページの森のプロフィールと、
100万人以上フォロワーがいたインスタグラムのアカウントがいきなり削除されて騒動が表沙汰に。

その後、森がイベントに出席した際は、超大手事務所『ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)』の社員が傍らについていた。

「結局、その数日後SMAから正式に森とエージェント業務提携を結んだことが発表された。
正式所属ではないというのが大きなポイントで、まだ今年一杯はアーブルとの契約が残っていたのにも関わらず、
待遇面などに不満があった森サイドが昨年末に契約解除を申し込んだ。当然、未成年の森の契約書は母親連名のもので、
ステージママとしても有名だった母親がすべて絵を描いていたのでは」(同前)

森自身と森のマネージャーの関係は、業界内でも実の親子のように仲が良いと有名であった。

そこに嫉妬したのが森母だというのか。

「森母は昨年春に上京してくると、現場マネージャーばりに森の仕事に同行。自作の名刺を配り関係者とも積極的に交流していたらしい。
その辺りの件でいつもマネージャーと森母はもめていた。受け皿になったSMAもバリバリの大手ですから、いくら森が逸材だとはいえ強引な引き抜きなどするはずがない。
それでも引き受けたのは森母の強い要望があったからなのでは」(ドラマ関係者)

昨年のNHK朝ドラ『エール』でヒロイン二階堂ふみ(26)の妹役を演じた森は、二階堂を実の姉のように慕っていた。

当然共演シーンも多く、待ち時間には色々な話も。

「音楽活動もしていてSMAとは縁もあった森は、二階堂も所属するSMAに魅力を感じていた部分がある。それを察知した森母が二階堂のマネージャーを通じてSMA上層部と接触。
早い移籍を希望していたが前事務所との契約書の件もありSMA側も『あくまでクリーンになってから』と保留していたそう」(同前)

業界素人の森母のあらゆる部分での出過ぎた行為を、前事務所マネージャーが良しとせず、やがて2人は犬猿の仲になったというが。

「森も2人の関係の悪さに頭を悩ませていたが、結局どちらを取るかとなれば未成年というのもありやはり母親になる。
母1人娘1人で育った家庭環境も大きく影響しているのでは」(女性誌記者)

今回の騒動で森のイメージが悪くなった部分があるが、今後は大手SMAのコントロール手腕にかかっている部分が大きい。
あとは森母が、“しゃしゃりでない” ことが、森の更なる活躍のキーとなるだろう。
https://k-knuckles.jp/1/11826/2/