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タレントの坂上忍(53)が11日、司会を務めるフジテレビの情報番組「バイキングMORE」で、10代のころに英国で差別と暴力を受けた経験を明かした。

英王室を離脱したヘンリー王子と妻メーガン妃が米テレビ番組で、妊娠中だった息子について「肌の色がどれだけ濃いかという懸念や会話があった」とする声が王室内であったと発言。

坂上も18歳の時の旅を振り返り「英国の音楽が好きで1人で行ったんです。着いた翌日にディスコに行って袋だたきに遭ったことがある。そんなところに1人で入った方が悪いんだけど、モヒカンの人に裏に連れていかれてボコられちゃった」とひょうひょうと語った。これには同番組に出演していたタレント松嶋尚美は「えっ」と目をむいた。

メーガン妃の発言を受け、エリザベス女王は「特に人種差別の問題は懸念される」との声明を発表。弁護士の北村晴男さんは「私が欧州に旅行に行ったときも嫌な思いをたくさんしている。有色人種だからに違いないとわれわれは思う」と欧州の根強い人種差別に関して語った。