トルコ1部アンタルヤスポルでプレーするポドルスキが現地紙インタビューで心情吐露 

 2019年までJ1ヴィッセル神戸に在籍していた元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキは現在、トルコ1部アンタルヤスポルでプレーしている。所属2年目を迎えたなかで、トルコサッカーに対して痛烈な批判を繰り広げており、海外メディアもその模様を大々的に取り上げている。

 ケルンでプロデビューを果たしたポドルスキはバイエルンとステップアップを果たし、ワールドクラスのアタッカーとして世界に名を馳せた。アーセナルやインテルなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2017年に神戸へと加入。18年にはキャプテンも任されていたが、19年シーズン終了後に退団。自身2度目となるトルコの地へと渡った。

 今季は22試合で3得点1アシストにとどまっているが、ポドルスキはトルコ地元紙「ファナティック」のインタビューに登場。ドイツメディア「スポーツ・バザー」は「ポドルスキはトルコリーグを『カオスな雰囲気』と批判」と見出しを打ち、コメントを紹介している。

「(トルコサッカーは)カオスな雰囲気だ。審判のジャッジは、毎週にわたって物議を醸している。それはトルコサッカーにとって有益ではない。平均して1試合あたり60分ほどプレーしているが、あまりに頻繁に試合が中断されている。VARは迅速に判定するために導入されたが、VARの介入により、議論が激化している。誰もが互いに不平をぶつけている。まるでコメディーショーだ」

 ポドルスキは、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入により、特にトルコは試合を中断される機会が急増したと指摘。VARの決定に対しても不平不満が噴出しており、トルコサッカーにとってマイナス要素となっていると主張していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/9c60f0aa3300c9b9b45dc283f962b9c1cb0b1833
3/10(水) 7:50配信