◇2日 オープン戦 オリックス6―6ロッテ(京セラドーム大阪)

 自慢の長打力をさく裂させた。1軍デビューを目指すロッテのプロ3年目、山口航輝外野手(20)が今季初のオープン戦となったオリックス戦にスタメン出場。7回のタイムリーを含めて2本の二塁打を放った。

 「単打を打っておけば、いつか打球は上がっていくと思った。試合ではいい感じで打球が上がって長打2本」。4回に先発田嶋から左中間フェンス直撃の一打を放ち、同点で迎えた7回無死一塁では3番手・左腕山田の初球を振り抜き、右中間を深々と破った。

 本職は外野ながらキャンプからは一塁でプレー。2月の練習試合では計10試合で29打数9安打を記録しており、オープン戦初戦を含めて3試合連続で4番に抜てきされ、対外試合の打率はこの日の2安打で打率3割2分4厘となった。

 これからはオープン戦に近く合流する見通しとなっている主力のレアードや井上とのレギュラー争いが本格化する。井口監督も「チーム内でいい競争ができている」と有望株の大活躍にうれしい悲鳴だ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/984be403b1a49aad33008600ab456385935ec216
/2(火) 19:43配信