3/1(月) 16:02
FRIDAY

ゴクミ&アレジ「金欠報道」で囁かれるファミリービジネス活発化
’12年に24年ぶりの出演映画が公開された後藤久美子。娘のエレナも日本でモデルデビューを果たしている(写真:共同通信社)
後藤久美子とジャン・アレジ夫妻が金欠…!? そんな話が聞こえてきた。

『女性セブン』(3月4日号)が報じているのだが、夫妻は最近になって金策に奔走し、所有していたスーパーカーのフェラーリF40も売却したという。

F40はフェラーリが創業40周年を記念して‘87年に製作した車。当時の日本国内での販売価格は4650万円。マンションを買えるほどの金額のため“動く不動産”と呼ばれたが、当時日本はバブル絶頂期でオーダーが殺到したものだった。現在でも1億円以上で取引きされていて、コンディションによっては2億円近い値段が付くこともある。

アレジと言えば資産家、富豪で知られている。夫妻の居住地はジュネーブだが、ほかにもパリやモナコに家があり、ワイナリーも所有してブドウ畑の中にある古城のような家に住んでいるという。そんな彼にとってF40を売却して得られる2億円など大した額ではないと思われるのだが、事実なら逆にそこまでしなければならないほど…という可能性もある。

そのワケは長男のジュリア―ノ・龍・アレジにある。レーシングドライバーの息子は99%レーシングドライバーになると言っていい。ジュリアーノもご多分に漏れずドライバーとなって現地のレースに出場していた。

目指すところは父親と同じ自動車レースの頂点『F-1』だろう。フェラーリが運営する若手レーシングドライバー育成プログラム『フェラーリ・ドライバー・アカデミー』に所属し、F-4レースで3勝するなど活躍を見せていた。

しかし、近年は伸び悩みが見え、期待通りの成績を残すことができていない。そのためフェラーリをクビになったという。

腕がよく、好成績を残したドライバーは黙っていても“うちのクルマで走ってくれ”と各チームからオファーが来る。反対に成績が振るわないドライバーはどこからもお呼びがかからない。

そんなドライバーがレースに出場するにはどうすればいいかというと、持参金を用意してチームの門を叩くしかない。その金額はどれくらいかというと、カテゴリーによって異なるが、最高峰のF-1では10億円以上に上るとも言われている。下のクラスでも1億円〜数億円必要との話も。それでもクルマに乗れるのは1シーズンだけだ。

毎年数億円が飛んでいくとなれば、いくら富豪のアレジでも悲鳴を上げてしまうのではないか。それだけの額を簡単に用意することはできないだろう。

そうやすやすとお金が集まるわけではない。家族と離れて仕事するのを嫌がっていたゴクミが24年ぶりに女優復帰し、単身日本で仕事をするようになったのはそんな事情が関係しているのかもしれない。

そんななかでアレジが目を付けたのが、日本のレース界だった。ヨーロッパほどではないが、日本もモータースポーツが盛んな国。過去には中島悟や鈴木亜久里、片山右京、佐藤琢磨など日本中を沸かせたF-1ドライバーを輩出している。

富士スピードウェイや鈴鹿サーキットなど国際的にも評価の高いサーキットが多く、毎週どこかでレースが開催されている。アレジの息子が日本で走るとなれば歓迎する人は多いだろう。

「F-1の地上波での放送はなくなり、国内のレースもテレビ放映する機会はグッと減りました。最近は世間が注目するようなスター選手もなかなか出てこないうえに、コロナで無観客レースが続いています。国内のモータースポーツはいまひとつ盛り上がっていないので、ジュリアーノが日本で走ってくれるなら大歓迎ですよ」(レース関係者)

国内のチームからオファーが殺到し、すでにどこに所属するかは決まっているという。となれば“持参金”の問題も解決しアレジもホッとしているのではないか。しかし安心するのはまだ早いというのはモータースポーツ誌の記者。

全文はソース元で
https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20210301-00000010-friday-000-6-view.jpg
https://news.yahoo.co.jp/articles/e15009aabd2ae5bb4f9f269bda5de3fb63c1df42