東京五輪のボクシング世界最終予選の実施を要望していた日本ボクシング連盟が、国際オリンピック委員会(IOC)の特別作業部会による中止方針を受け入れたことが分かった。このため、日本はすでに獲得している出場枠を除き、追加で獲得できる可能性が事実上なくなった。

関係者によると、日本連盟は24日夜に特別作業部会から「これが最終決定」などと改めて説明を受けた。世界最終予選で決まるはずだった出場枠は、各階級のランキング上位者に配分される方針で、世界最終予選出場予定だった男子フェザー級の堤駿斗(東洋大)ら5人は上位に入っていない。

 関係者は「ほかに選択肢はないことを理解した。一番つらいのは選手なので、丁寧に選手に伝えていきたい」と語った。

2021/02/25 12:36
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