2/11(木) 9:09配信
スポーツ報知

森喜朗会長(ロイター)

 11日放送のテレビ朝日系「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)で、東京五輪組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視と受け取られる発言でボランティアの辞退者が続出するなど広がる波紋を特集した。

 番組では、10日の衆院予算委員会で、国際オリンピック委員会(IOC)の公式ツイッターのヘッダー画像が、今夏の東京五輪から来年の北京冬季五輪に変更されたことが話題となったことを伝えた。橋本聖子五輪担当相は「北京五輪が1年前になったということで切り替わった」と説明した。

 また、東京都の小池百合子知事が都庁で森会長による女性蔑視発言を踏まえ、今月予定のIOCのトーマス・バッハ会長らを含めた4者会談に出席しない意向を示したことなどを報じた。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は、こうした事態に「森さんに関しては、外堀は埋まりつつあるなという感じですね。国内、国際世論、スポンサーも動き出しましたよね。問題は内堀ということでまさに理事会ということ」と指摘した。

 12日の組織委員会の臨時会合で「仮に森さんは執着はないんだ、辞めてもいいんだと思っていらっしゃるにも関わらず、周りの側近がやっぱり辞めないでくださいってもう1回、やったとしたら、ダメージが重くなりますよね」と危惧していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/60cb0d7c786a9ed2aefdd65e81dd4bf373544d9b