2021年02月06日 05:30 芸能
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 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長(83)の女性蔑視発言を巡り、インターネット上では5日、音楽家の坂本龍一(69)ら著名人からの批判の輪が広がった。署名サイト「Change.org(チェンジ・ドット・オーグ)」では、森氏の処遇検討や再発防止を求める署名活動が立ち上がり、午後10時の時点で8万5000筆を超えた。

 署名は4日午後にスタート。活動の発信者団体「森会長の処遇の検討を求める有志」は女性蔑視発言を「東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会の会長発言として容認することはできない」とした。坂本以外にもタレントの小島慶子(48)、たかまつなな(27)、「水曜日のカンパネラ」のコムアイ(28)ら著名人が次々に賛同した。

 ツイッターではこの日、オリンピックを揶揄(やゆ)した「モリンピック」や「森ンピック」という造語も飛び交った。森氏が批判を無視して会長職に就いていることを念頭に置いたもので「一人でモリンピックやっていてください」など冷ややかなつぶやきがみられた。