ヘタフェのアンヘル・マルティンSD(スポーツディレクター)は、久保建英らレンタル移籍組の完全移籍を目指していることを認めた。スペイン『COPE』が伝えている。

 ヘタフェは1月の移籍市場で、久保とカルレス・アレニャーを獲得。いずれも加入後すぐにスタメンに定着し、攻撃陣の軸となっている。それぞれ所属元はRマドリード、バルセロナとなっており、トップチームでポジションを確保するまでは茨の道。マルティンSDは完全移籍を目指していることを明かしつつ、難しいオペレーションになると認めている。

 「移籍市場は、特に各チームの経済状況を考えると、難しいものだった。アレニャーと久保はただのレンタルだ」

 アレニャーについては「バルサとの契約は残り1年だし、話した数字が手の届く範囲内にあり、選手が満足している場合であれば…。だが、数字が手の届かないところにある場合は、我々は彼の幸運を祈るしかないだろう」と話している。

 さらに、久保の完全移籍についてはより悲観的な見方をしていると、マルティンSDはコメントした。

 「久保は不可能だ。マドリーは購入オプションすら与えてくれない、彼らは彼に多くの希望を持っている」(Goal.com)

https://www.sanspo.com/soccer/news/20210205/spa21020506410004-n1.html