2/4(木) 10:40
デイリースポーツ

COCOA勧めた古市氏、不具合発覚に「国のIT、ここまで遅れてるとは…情けない」
 古市憲寿氏
 社会学者の古市憲寿氏が4日、フジテレビ系「とくダネ!」で、新型コロナ接触確認アプリのCOCOAが770万人に4カ月通知が届かなかった不具合に、厚生労働省側が「謝るだけ謝って、この次どうしますかという言及がなかったのは残念」と語った。

 番組ではCOCOAの不具合を取り上げた。古市氏は、番組内でCOCOAを利用することを積極的に勧めていただけに、小倉智昭から「古市君も声高にCOCOAを利用と言ってたよね」と突っ込まれた。

 古市氏は「日本で使える武器はCOCOAしかないと思っていて」と切り出し、アプリも「完成版を急に出すのではなく、改善版でバグを直しながらでいいと思うが、9月から4カ月も使えていないことに今気づくっていうのが…」とあ然の表情。

 古市氏の周囲にも新型コロナ陽性となった人がCOCOAで陽性登録を行ったというが「仕組みが煩雑らしい」「保健所に自分から言わないとなかなか番号を出してもらえなかったり」と仕組みの煩雑を訴えた。

 だが「じゃあ、このアプリが全く役に立たないかというと、そうではない。2500万人ぐらいの人がダウンロードしている」と語り「仕切り直してやるのか、使わなくてよいのか、曖昧で厚生労働省が謝るだけ謝って、この次どうしますか?という言及がなかったのは残念」とも語っていた。

 また、このCOCOAの仕組みは「民間のゲームでは15年も前にあるような古くさい仕組み」とも語り「それさえも国では運用できないっていうのは、国のIT、ここまで遅れているのは情けない」とも語っていた。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/483bd384e6675344790be05a4757057af7fa0da7