1/30(土) 19:29配信
スポニチアネックス

俳優の三浦翔平

 歌手で女優の安斉かれん(21)が、30日放送のTBSラジオ「田中みな実 あったかタイム」(土曜後6・30)に出演し、昨年放送されて話題になったテレビ朝日系ドラマ「M 愛すべき人がいて」の撮影裏話を披露した。

 歌手・浜崎あゆみの自伝的小説のドラマ化で、安斉は主人公のアユ役、田中は眼帯姿の秘書・礼香をそれぞれ演じた。同作がドラマ初出演だった安斉は、レコード会社の専務で恋人関係になるマサを演じた俳優・三浦翔平(32)とダブル主演の大役。「翔平さんは最初からマサさんだった。マサさんとして現場に入られていて」と、大先輩の役作りにほれぼれしていたという。

 クランクインから3日ほどたった日、安斉に試練の撮影シーンが訪れた。演技初心者には難しい、涙を見せる場面。「絶対泣けないと(思った)。どうしようとか言ってたんですけど、監督さんとかには『感情を入れてくれればいいから。泣く、泣かないじゃないから』と言ってもらえて、感情を入れようと思って頑張ってた」と振り返った。

 そんな中、安斉にゲキを飛ばしてくれたのが三浦だったという。「その時にガーン!と言われて、悔しくて泣いたんですよ。言われたんですよ。『そんなんじゃ伝わらねえよ!』って、マサさんになって言ってくれて」。怒られた時の悔し泣きで、本番を無事に乗り越えた。

 撮影後にはうれしいことがあったという。「私、『コーラが好き』と言ってて、(三浦が)コーラを持って来てくれて、『よかったじゃん』と言ってくれて。マサさんでしたね」と三浦に感謝していた。

 田中から「何で泣けたの?」と聞かれると、安斉は「悔しかったです」と悔し涙で演技できたことを告白。「『え〜!どうしよう?』みたいな投げやりな感じ(だった)」と、ギャルらしい軽快な語り口で振り返った。すると田中は「伝わらないよ!そんなヘラヘラしゃべってても伝わらないよ!」と、三浦の言葉を再現するように、安斉をいじっていた。

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