キャスターの小倉智昭氏(73)が28日、MCを務めるフジテレビ「とくダネ!」(月〜金曜前8・00)に出演。新型コロナウイルス特別措置法と感染症法の改正案の修正について言及した。
 特措法改正案は、緊急事態宣言の前段階に当たる「まん延防止等重点措置」を創設。都道府県知事が事業者に時短などを要請し、正当な理由がなく応じない場合は命令できるとした。命令を拒んだ事業者への過料は緊急事態宣言下は50万円以下、まん延防止措置下は30万円以下と規定。立ち入り検査拒否には20万円以下としている。一方、感染症法改正案には、入院拒否者に1年以下の懲役か100万円以下の罰金を明記している。

 小倉氏は、与党内で感染症法改正案の入院拒否者に対する刑事罰に関し「懲役1年以下」の削除に加え「100万円以下の罰金」を「50万円」に減額する案が浮上、特措法改正案で定める行政罰についても、営業時間短縮の命令を拒んだ事業者への過料の減額を視野に入れていることに、「国会では特措法の改正案、懲役はやめにしようじゃないかっていう話にもなっている。最初からの出来レースのように見える」と自身の見解を述べた。

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