日本ハムを自由契約となり、ヤクルトに加入した宮台康平投手(25)が12日、自身の投球フォームを「言語化」して飛躍につなげる狙いを明かした。

 「今のフォームを、何が良いのか“言語化”して、自分の中の引き出しにできるようにしたい」

 東大出身の知性派らしく、理論的に話した。

 昨年12月の12球団合同トライアウト(神宮)で3者連続三振の好投。直球は最速144キロをマークし、支配下契約での入団に至った左腕。1月のテーマにフォームを固めることを挙げ、「シンプルに言えば、頭が(捕手側に)突っ込まないこと。左の股関節にしっかり体重を乗せることが大事かなと思います」と、理想をきっちりと「言語化」した。

 戸田球場などで自主トレをこなしており、「肩、肘に不安はない。1月中に(ブルペンに)入ろうと思っています」。さらに「アピールする必要があると思っている。キャンプの最初のシート打撃や紅白戦で投げられるようにしたい」と意欲を示した。

 チームはベテランの石川に次ぐ先発左腕が課題の1つ。高橋、寺島、久保、新人の山野らとの争いに、宮台が名乗りを上げる。(横山尚杜)

1/12(火) 19:29
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サンケイスポーツ
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