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日刊スポーツ

内村航平(20年9月撮影)

体操で五輪個人総合2連覇の内村航平(32)が所属先だったリンガーハットとの契約を終了することになった。本人のSNS、同社が12日に発表した。

内村はフェイスブックの公式アカウントで「この度リンガーハットとの所属契約が終了し、2021年からはリンガーハットの所属ではなくなります。リンガーハットさんには、プロ転向してから今までの4年間サポートしていただき、本当に感謝しています。ありがとうございました」とつづった。

内村がプロ転向した後の17年3月から契約を結んでいた。長崎に本社を置き、内村が育ったゆかりの土地であることなどから、所属先として支援を受けてきた。

同社は公式ホームページで「コロナ禍における想定をはるかに上回る業績悪化により、苦渋の決断ながら、2020年12月31日をもって継続を断念したことをお知らせいたします」と報告した。

内村は東京五輪での金メダルを目指し、昨夏に種目を鉄棒に絞る決断をした。昨年末に高崎アリーナで開催された全日本選手権兼種目別選手権では、大技ブレトシュナイダーなどの離れ業に成功し、優勝を飾っている。

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