1/11(月) 9:47配信
スポーツ報知

テレビ朝日

 11日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・午前8時)では、感染が拡大する新型コロナウイルスについて特集した。

 番組では、政府の新型コロナウイルス対策分科会(尾身茂会長)の委員で東北大学の押谷仁教授が記者会見で、東京都で新規感染者数が2000人を超えている感染状況について「疫学的に見ると非常に異常な増え方をしている。ベースラインが1000未満だったものが10日以内に2000を超えることは普通に考えると考えにくい」と述べたことを報じた。

 この発言にリモート出演したコメンテーターで俳優の石原良純は「分科会の専門家の人が『異常な増え方』って、流してしまうのは僕にはどうにも解せない。今、本当に考え直さないと、今、入り口なんじゃないかなって思う」とコメントした。

 この発言を受けコメンテーターで同局の玉川徹氏は「良純さんがおっしゃったように分科会の甘さを感じます」とうなずいた。その上で「Google」が新型コロナの感染症の数理モデルとAIを組み合わせ、将来28日間の国内死者数・陽性者数の予測値を公開していることにふれ「グーグルの予測を年末とかに見ても今のこの状況は、予測されていました」と指摘した。

 さらに玉川氏は「今日なんか見ると大変なことになってますけどね」と明かすと、司会の羽鳥慎一アナウンサーは「大変すぎて、本当にそうなのかって、だから言いづらいなって玉川さんが思うぐらいの数字が前から出ていたわけなんですよね」と尋ねると、玉川氏は「だから年末もグーグルの予測を言うのやめたんです、テレビで。でも予測はまだ少し足りないぐらいだったんです。今のグーグルの予測を見るとこれまた、ちょっとテレビで言えないぐらいの予測になっているんで」と明かし、分科会の専門家が「異常な増え方」などと発言したことに対しては「だから予測できなかったっていう話はなしですよね」と指摘していた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6012b12e43afb88f9cb503c94bc61a2fdcdad0b9