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「4歳の娘が電話をくれるようになったんですよ」

 12月上旬、居酒屋のカウンター席で嬉しそうに話していたのは、東出昌大(32)だ。「週刊文春」1月23日発売号で、唐田えりか(23)との不倫を報じてから1年近く。東出、唐田、そして杏(34)。彼らは今――。

【画像】東出を直撃取材(不倫発覚当時)
家を追い出された東出は“新たな同居人”と生活
東出昌大
 東出と杏が離婚を発表したのは8月1日のこと。推定価格2億円という豪邸を2分の1ずつ所有していたが、お盆明けの8月19日、「財産分与」の結果、全てが杏の持ち分となった。

「東出は多額の違約金を抱えていたこともあって、杏は慰謝料を請求しなかった。代わりに子ども3人の親権に加え、自宅の所有権を譲り受けることに決めたのです」(東出の知人)

 家を追い出された形の東出。現在は、そこから車で30分の場所で“新たな同居人”と生活している。

「母の兄にあたる伯父の家に居候中です。不倫騒動の後、マンスリーマンションを転々とする東出に伯父が手を差し伸べました。伯父は3年前に妻を亡くしており、東出と2人暮らし。9月に出演した舞台では、共演者の菅原小春(28)がその家から稽古場まで送迎していました」(同前)

 一時は大好きな酒も止めていた東出だが、秋頃から行きつけの居酒屋でたびたび目撃されている。生姜焼きなどの家庭料理が自慢のこぢんまりとした店だ。

 常連客が明かす。

「東出君はボトルキープしてある熊本の麦焼酎を炭酸割りで飲んでいます。握手や写真撮影にも気さくに応じてくれる。いつも客と談笑していて元気そうです」

 ただ、この常連客は東出から“気がかりな一言”を聞いたという。

東出のボヤキ「来年は……」
「秋頃は北海道で3週間ほど映画の撮影があったそうなんだけど、『来年は仕事なくて暇ですよ〜』とボヤいていた。離婚後も映画や舞台に立て続けに出ていたのに、どうして来年は仕事がないのかなと不思議に思いましたが……」

 代理店関係者が解説する。

「来年公開の映画も、大半が不倫発覚前に撮影が終わったものです。新たに決まっているのは、来年4月から撮影が始まる映画『コンフィデンスマンJP』の第3弾くらい。来年1月からのドラマ『俺の家の話』(TBS系)にも出演が内定していましたが、スポンサーの意向もあって降板を余儀なくされました」

シングルマザーとなった杏は?_
 一方、シングルマザーとなった杏。それまでは子育て優先で仕事をセーブしていたが、一家の大黒柱として女優業を本格的に再開させている。現在は、来年10月から放送のドラマ『日本沈没―希望のひと―』(TBS系)の撮影真っ只中だ。

「『日本沈没』は23年の東京を舞台に、小栗旬が野心家の環境省官僚を演じます。杏は環境省の腐敗を暴く週刊誌記者役。『全力でぶつかる』と意気込んでいました」(TBS関係者)

 代わりに、子育ては“じいじ”が手助けしている。

「父の渡辺謙(61)が自宅に来て、孫の面倒を見ることもあるそうです。渡辺も17年に不倫が報じられましたが、その相手女性を去年秋の還暦パーティーで杏たちに紹介していました。杏自身は不倫を重ねる父親に『勝手にすれば』と半ば呆れ返っていますが、孫は『じいじ〜』と懐いています」(スポーツ紙記者)

東出の不倫相手・唐田は髪をバッサリ切り……
 そして最後に、東出の不倫相手だった唐田。肩まであった髪をバッサリ切り、所属事務所の事務仕事を手伝う姿が報じられたが、

「当面はテレビや映画の出演は見送り、声優に挑戦するといいます。12月19日に発売された『日本カメラ』1月号で写真つきのエッセイの連載を開始しました」(事務所関係者)

 唐田はこう綴っていた。

〈心に月明かりが差したように少しずつ夜道を歩けるようになった。暗闇に溺れないように、光のあるうちに、光を追い求め続けよう〉

 三者三様の“第二の人生”を歩み始めている。

「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年12月31日・2021年1月7日号
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20210103-00042547-bunshun-ent