さまざまな若手女優がブレイクを果たした2020年。「ORICON NEWS」の恒例企画『2020年 ブレイク女優ランキング』では、1位が森七菜、2位が浜辺美波、3位が上白石萌音と、まさに旬の顔ぶれが並んでいた。2021年もこの3人の若手女優が活躍することは間違い無いだろう。

 森七菜は2020年前期のNHK朝の連続テレビ小説『エール』でヒロインの妹役に抜擢。同年10月クールのドラマ『この恋あたためますか』(TBS系)では連続ドラマ初主演を果たしている。

 また、森は『この恋あたためますか』の番宣で、共演者の中村倫也とともに10月15日放送の『ニンゲン観察バラエティ モニタリング』(同)に出演。天然ボケを炸裂させて反響を呼んだ。

 『この恋あたためますか』でコンビニ店員役を演じていることから、コンビニ店員の仕事を体験する企画に挑戦した森七菜。その中で、お客さん役の中村が、購入した猫砂とその他の商品を別々の袋に入れてほしいという意味で<猫砂と袋、分けてもらってもいいですか?>とお願いすると、森は猫砂の袋と中身を分けてほしいといわれたと勘違いして<ごめんなさい。ちょっと、そういうのはやってなくて>とお断り。バラエティでみせる天然キャラに、ネットでは「こんなに面白い子だったとは知らなかった」と再評価が相次いだ。

 浜辺美波は、2020年2月クールのドラマ『アリバイ崩し承ります』(テレビ朝日系)、同年8月クールのドラマ『私たちはどうかしている』(日本テレビ系)でそれぞれ主演を務め、2021年1月クールの『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』(日本テレビ系)では菅野美穂演じる主人公の娘役にキャスティングされている。

 2020年12月16日放送の『TOKIOカケル』(フジテレビ系)では、浜辺と親交のある2人組YouTuber・パパラピーズが、プライベートの浜辺について<ミーハーなんですよね。みんなが好きそうなイケメンが好き。モテるためにLINEのスタンプをいっぱい買っている>と暴露していたが、視聴者にとっては「イケメン好きなんて正直でいい」「可愛いんだからイケメン好きで当然」と好印象だったようだ。

 上白石萌音は、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となった2020年1月クールのドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)で人気が急上昇。同ドラマでは、佐藤健演じるドSなドクターと上白石演じる新米ナースの甘いラブシーンが話題になり、佐藤と上白石があまりにもラブラブでお似合いだったことから「現実でも付き合ってほしい」と願う視聴者の声も少なくなかった。また、2021年後期のNHK朝ドラ『カムカムエヴリバデイ』では深津絵里、川栄李奈とともにヒロインを演じることも発表されており、その活躍はとどまるところを知らない。

 ただ、ブレイクすることによって、よくも悪くも注目されるようになり、その結果アンチが生まれることもあるのが芸能界の常。彼女たちも例外ではない。

 森七菜は、めざましい活躍ぶりでメディア露出が急増した結果、「ゴリ押し」と批判するアンチが出現した。しかし、森はさまざまなオーディションを突破して、映画やCMへの出演を勝ち取ってきた実力者だ。オーディション荒らしの異名を取るほどだったというのだから、ゴリ押しとは言えないだろう。何よりその演技を見れば一目瞭然だ。


wezzy 2021年1月4日 12時0分
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