2020年いっぱいで活動休止を発表しているアイドルグループ「嵐」が26日放送の「嵐にしやがれ」(日本テレビ系)最終回4時間生放送に出演。SPゲストとして女優の黒柳徹子(87)が登場した。

 当番組の名物コーナー「隠れ家 ARASHI」に登場。黒柳が独自に考えたという質問「お母さんの好きな味は?」「自分の顔で好きなところ」「最近、涙したことは」などでトークに花を咲かせた。

 最後、黒柳は「活動休止ってことは嵐でまた戻ってくる?」という質問をぶつけた。一瞬の静寂後、櫻井翔(38)は「話はしてますよ。ただ、決めていることは何もない」と返答。これに黒柳は「本当に元旦は仕事入ってないの?」と投げかけると、メンバーは口を揃えて「入ってないです」とした。

 さらに「嵐の21年間はどうでしたか?」との問いに、松本潤(37)が「最高でしたよ。こんな21年間過ごせると思ってなかった」とすると、二宮和也(37)は「僕の人生の中で、一番いい21年間でしたね。もう死ぬ前から分かるくらい」。相葉雅紀(38)は「奇跡的でしたね。本当にこのメンバーに出会えて感謝だし、このメンバーじゃなかったら21年絶対続いていない。このメンバーでいろんな景色を一緒に見れて、時間と経験を体験できたことは奇跡。感謝ですね」。

 大野智(40)は「この4人でよかった。誰も欠けることなく、今日まで来れていることも奇跡。なんせ、何も変わってないことがすごいなと思う」。

 櫻井は「徹子さんが言われたように、もしかしたら数日後、『急に嵐がいなくなっちゃった』って思われる方が少なくないと思う。でもそう思われないように、2年かけていろんな人たちへ『ありがとう』を言い続けた。この2年を経て思ったことは、ここまでたくさんの人に『ありがとう』を言ってもらった期間はなかったということ。自分が言った、何倍ものありがとうを皆さんからいただけて、その時間も幸せだった。たくさんの人たちに『ありがとう』を言ってもらえる、グループになれて幸せだった」とした。

 メンバー5人の熱い思いを聞いた黒柳は「こんなに素晴らしい20年間を過ごして、また違うステップを踏み出していけるのは素晴らしい。うらやましいと思う。これから先続いていくとは思うけど、満足している部分があれば、幸せだと思う。5人が出会えたのは、人間の結びつきみたいなもの。そういう大切なことがとても素敵」と感動した様子だった。
東京スポーツ

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