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来年1月23日に公開予定の映画『シン・エヴァンゲリオン劇場版』。12月21日に関係者向けの試写会が行われ、SNSでは軒並み絶賛の声があがっている。その影響で、前評判が悪かったにもかかわらず、手のひら返し≠キるファンが続出しているようだ。

試写会当日、『エヴァンゲリオン』シリーズを制作する『株式会社カラー』はツイッターに、《本日無事に初号を迎えました!! 胸を張って皆様にお届けできるフィルムに仕上がっていると自負しております》と報告した。

さらに投稿では、主人公・碇シンジや登場人物たちが初号機≠ノ集結していく描き下ろしポスターも公開。また同社の副アカウント『(株)カラー 2号機』にも、《主語が大きくて申し訳ないのですが全人類観てほしいです》と大絶賛のコメントを投稿している。

他にも映画監督・尾上克郎氏は《これを作り上げたすべてのスタッフに感謝とともにお疲れさまでしたの言葉を。とにかくこれは観ないと損ですよ》と投稿。CGIアニメーションディレクターである松井祐亮氏も《一生残るであろう作品に参加させて頂き光栄です。その事実を忘れるほど、内容が良すぎて涙しました》と感動を露わにするのだった。

最悪だった前評判はいずこへ?

そんな関係者による絶賛の嵐が起きたせいか、ネット上には、

《これは期待値上がるね》
《みんな絶賛してる、これは凄い》
《マジで期待してるわ、公開初日に観に行く》
《ガチで鬼滅超えにきたな》
《エヴァで『泣ける』って感想は初めて見たな。そんな感動的な内容なのか》
《割ときれいに終わりそうよな、期待しとるで!》

などと同作への期待の声が殺到している。

「前作の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』から早9年。『シン・エヴァンゲリオン』の公開を待ちわびる声が多かった一方、『Q』の評判がイマイチだったため、同作には《Qがクソじゃなければ絶対行った》といった辛辣な声が続出していました。また9年も待たされたため、中には熱が冷めてしまったファンも。しかし今回の試写会で関係者から絶賛されると、ファンは期待を持ち始めました。これも一種の情報操作なのかもしれませんね」(映画ライター)

見事ファンを呼び戻し、『シン・エヴァ』は最高の完結編となるのだろうか。