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2020年12月22日

シネコン大手のTOHOシネマズは、新型コロナウイルス感染症の予防対策として、全国のTOHOシネマズ68劇場(635スクリーン、約12万席)の消毒作業を実施する。12月16日から既に順次実施中で、年内に完了予定だという。

同社ではこれまでも、運営する全劇場で館内の換気、ソーシャルディスタンスの確保、従業員の健康管理、衛生管理、消毒、入場時の体温測定など、感染予防対策を徹底してきた。しかし、日増しに感染者数が増えている状況も鑑み、来場者に安心して映画を鑑賞してもらうために全劇場での消毒作業実施に踏み切った。

消毒剤は、新型コロナウイルスに対する有効性が確認されている塩化ベンザルコニウム(0.05%)。消毒の対象となるのは、接触箇所の多いチケット券売機、発券機、そして全座席。営業終了後に来場者が触れるシート座面、背面及びひじ掛け、それらの裏面に消毒剤を一定量、均一に吹き付けるクリーンアップ施工(消毒剤使用の局所処理)を実施する。

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