12/19(土) 13:29配信スポーツ報知
https://news.yahoo.co.jp/articles/067e2cde13022055a974dae600a4af01075c1472

◆ラグビー▽全国大学選手権準々決勝 帝京大14―8東海大(19日・花園)

 11月に部内で起きた新型コロナウイルス集団感染を乗り越えた東海大(関東リーグ戦1位)が初戦で、帝京大(関東対抗戦4位)と対戦。帝京大も3回戦で対戦相手の同大(関西2位)が部内で同様の集団感染が起きて棄権したため、この日が初戦となった。

 試合は前半、5分に東海大がウィング杉山祐太(4年)=東海大相模=が30メートルPG成功で先制。

 帝京大は38分、敵陣ゴール前スクラムで認定トライを奪い、7―3と逆転。前半終了間際にFB奥村翔(4年)=伏見工(現京都工学院)=が左中間30メートルから狙ったPGは左に外れ、帝京大7―3とリードで前半を折り返した。

 後半14分、帝京大はゴール前中央ラックから出たボールを受けたプロップ細木康太郎(3年)=桐蔭学園=がタックルを受けながらオフロードパス。受け取ったウィング木村朋也(4年)=伏見工=が右中間にトライ(奥村G成功)を決め、14―3とする。

 東海大はその後、途中出場のフッカー土一海人(どいち・かいと、3年)が突破してトライ(杉山G失敗)を奪い、6点差に迫るが、追撃もここまで。

 帝京大は終了間際の東海大の攻撃をしのぎ、ノーサイド。12―8で振り切り、2大会ぶり4強入りを決めた。

 帝京大は来年1月2日の準決勝(秩父宮)で早大と対戦する。