DHC会長の「差別文章」の背景と”三度目のサントリー攻撃”

12/17(木) 12:56
https://news.yahoo.co.jp/byline/furuyatsunehira/20201217-00212964/

・サントリーを「チョントリー」と呼ぶ異様な差別文章の出来
大手化粧品会社「DHC、ディー・エイチ・シー」の会長、吉田嘉明氏記名による同社「ヤケクソくじ」に関する文章が、在日コリアン等への極めて差別的な文言を含んでいるとして大きな物議をかもしている。

吉田氏は、「矢野経済研究所の調査によると、サプリの売り上げ1位はサントリーとなっているが、DHCはそれに負けていない」等として自社製品の優秀性を喧伝している。ここまではよいが、ライバルであるサントリーを、

「サントリーのCMに起用されているタレントはどういうわけかほぼ全員コリアン系日本人です。そのためネットではチョントリーと揶揄されているようです。DHCは起用タレントを始め、すべてが純粋な日本人です」

と記述し、商品性能の優劣にまったく関係のない民族差異を持ち出して、在日コリアンを日本人の下位に置き、「よって純粋日本人を起用している自社は優秀である」と記述し、サントリー呪詛で締めくくっているのである
これが差別文章だとして大問題になっているのは当然のことだ。

そもそも、サントリーのCM等に起用されいるタレントはほぼ全員コリアン系日本人である、という事実自体が存在せず、在日コリアンへの蔑称である「チョン」

(*「チョン」は在日コリアンに対する差別文言・蔑称であり、本来原稿中に記述するのに適当ではありませんが、筆者によるヘイト根絶の願いから敢えてDHC吉田会長による原文表記を引用しております)

をもじった「チョントリー」と表記している自体、差別を意図とした異常な文章構成であることは明白で、理論的整合性が皆無である。