清水がポルトガル1部ポルティモネンセの日本代表GK権田修一(31)を獲得することが、12日までに濃厚となった。
1年間の期限付き移籍となる見込み。来季の巻き返しへ向け、代表で無失点を続ける守護神に白羽の矢を立てた。

権田はFC東京や鳥栖などを経て19年にポルトガルに移籍。代表では先月、パナマとの国際親善試合で1―0の勝利に貢献した。
昨年9月のパラグアイ戦から7戦連続無失点となり、03〜04年に楢崎正剛が記録した歴代最長記録に並んだ。一方、加入3季目を迎えるクラブでは今季ここまで出場機会のない状況が続いている。

清水は現在リーグ17位。リーグ最多の67失点を喫している守備が低迷理由の一つで、来季に向けての補強ポイントとなっていた。
今季は主に大久保やユースから昇格2年目の梅田がゴールマウスを守ったが、シーズンを通じてスタメンを固定することができなかった。
経験豊富な権田にはリーダーとしての働きも期待でき、権田自身も来年開催予定のW杯アジア2次予選に向け出場機会を求めていることなどから、話が進んだとみられる。

清水はポルトガル1部のサンタクララでプレーするブラジル人FWチアゴの加入も濃厚となっており、来季の巻き返しと悲願のリーグタイトル獲得へ向けて準備を進めている

◆権田 修一(ごんだ・しゅういち)1989年(平元)3月3日生まれ、東京都出身の31歳。07年にFC東京U―18からトップに昇格。オーストリアのホルンや鳥栖を経て19年にポルトガル1部のポルティモネンセに完全移籍した。
10年にA代表デビューし12年ロンドン五輪では4強入りに貢献。14年W杯のメンバーにも選ばれた。国際Aマッチ通算18試合出場。1メートル87、83キロ。利き足は右

12/13(日) 4:30配信 スポニチ
https://news.yahoo.co.jp/articles/1483a9ca610009b2caa3ce09ac9ed78c3990604e

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J1清水エスパルスの来季に向けた新戦力として、ポルトガル1部サンタ・クララのブラジル人FWチアゴ・サンタナの獲得が一部報道で噂に上がっているが、海
外メディアも「チアゴ・サンタナが日本に向けて出発」と見出しを打ち、Jリーグ参戦に注目している。

清水は今季、ピーター・クラモフスキー体制でシーズンをスタートさせるも序盤戦から低迷。11月1日の監督交代後は平岡宏章監督の下で持ち直しているものの、17位のままとなっている。
今季は新型コロナウイルスの影響により降格がないシーズンとなっているが、来季J1は20チームで争われ4クラブが降格となるだけに、今オフの戦力補強が必須の状況となっている。

そうしたなか、サンタ・クララのブラジル人FWチアゴ・サンタナ獲得の噂が浮上している。27歳のストライカーは2016年にポルトガル1部ヴィトーリアへ移籍し欧州進出を果たすと、
17年に当時2部だったサンタ・クララに加入して1部昇格に貢献。今季はリーグ戦9試合に出場して得点ランキング2位タイとなる7ゴールを記録している。

ポルトガル紙「レコルド」は「チアゴ・サンタナが日本に向けて出発」と見出しを打ち、「ブラジル人ストライカーはポルトガルリーグで2番目に優秀なスコアラーだ。
サンタ・クララはチアゴ・サンタナに関して、日本の清水エスパルスと交渉を進めている」と説明している。

清水は、今季スイス1部ルガーノから獲得したブラジル人FWカルリーニョス・ジュニオが10ゴールを決めているが、来季チアゴ・サンタナが加入することになれば、
強力なブラジル人コンビとしてJリーグで旋風を巻き起こすかもしれない。

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ブラジル人FWチアゴ・サンタナの今季ゴール集
https://www.football-zone.net/archives/297905/2