0001首都圏の虎 ★
2020/12/09(水) 17:22:57.98ID:CAP_USER9ファンとっては失意のシーズンになったが、この感情は何も今年に限ったことではない。リーグ戦の年間優勝は2006年を最後に遠ざかり、その間、ACLやJリーグ杯、天皇杯のタイトルを獲得して面目を保ったが、昨季は5年ぶりの無冠に終わり、残留争いにも巻き込まれた。何より、2012年から5年半に渡って指揮したペトロビッチ監督を最後に、2017年から毎シーズン、次々と監督が代わり、チームの強化方針が定まらないことが大きな問題だ。
クラブは抜本的なチーム改革を目指し、昨年12月にフットボール本部の新設と、戸苅淳本部長、土田尚史スポーツダイレクター(SD)、西野努テクニカルダイレクター(TD)の新体制を発表し、2020年を「変革元年」、2021年は「飛躍の年」、2022年に「リーグ優勝」を掲げたが、その1年目に成績低迷で監督交代、さらに土田SDが病気による長期休養となり、「3年計画」は早くも頓挫した形となったのだ。
所属する選手たちを見ても、過渡期と思わざるを得ない。ペトロビッチ体制で軸となっていたMF阿部勇樹(39歳)やMF柏木陽介(32歳)にスタメンでフル稼働する力はなく、DF槙野智章(33歳)、GK西川周作(34歳)もキャリアの下り坂。エースとして奮闘を続ける興梠慎三もすでに34歳だ。今季出番を増やしたMFの汰木康也、関根貴大、柴戸海がいずれも25歳、右SBの橋岡大樹が21歳だが、まだまだタレント的に小粒感が否めず、ネームバリューのある面々は元日本代表ばかり。
18歳の怪物GK鈴木彩艶、19歳のレフティー司令塔MF武田英寿の成長、抜擢が期待されるが、まだまだ若手の突き上げが足りず、躍動感、フレッシュさのない試合運びでは、「ロートル軍団」と揶揄されても仕方がない。
オフに大幅な血の入れ替えも予想されるが、まず定めるべきは来季の監督だろう。一部報道ではJ2の首位を快走する徳島ヴォルティスを指揮するスペイン人監督、リカルド・ロドリゲスを“強奪する”と言われているが、それによっては3バックへ再変更も予想され、求められる人材も変わってくるからだ。
ただ、監督に“丸投げ”するだけでは長期的な強化には繋がらない。誰が監督になり、どのシステムを採用しようとも、各セクションに新たな戦力が必要なことに変わりはない。海外組も含めた代表クラスの人材を確保したいが、それが無理ならば海外から大物外国人を獲得すべき。これまでの浦和の歴史を顧みても、また、他クラブの状況を鑑みても、外国人選手の力によって戦い方が大きく変わるのは紛れもない事実なのだ。
全文はソース元で
https://news.yahoo.co.jp/articles/1b6525cb1b5b4a5a62a723044127bbb5566e014f
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