12/8(火) 11:00
東スポWeb
Ｎ国・立花孝志氏 ＮＨＫとの「訴訟合戦に闘志」 元集金人に有罪判決でも…
立花孝志氏
Ｎ国党に協力した元ＮＨＫ集金人に有罪判決が下った。東京地裁は７日、ＮＨＫ視聴者の情報を不正に入手した不正競争防止法違反（営業秘密領得）の罪に問われたＮＨＫの集金業務を請け負っていた会社の元社員、高久了被告（２７）に懲役１年６月、執行猶予３年の判決を言い渡した。
同被告は昨年９月、ＮＨＫの集金人が持つ名前や住所が表示される情報端末の画面を、ＮＨＫから国民を守る党の立花孝志党首（５３）に撮影させるなどした。立花氏はその様子をユーチューブで公開し、さらにＮＨＫ側に「公開する」と迫り、威力業務妨害の罪で在宅起訴されている。
同被告はいわば立花氏と共犯関係に当たるが、裁判では全面的に罪を認め有罪判決となった。一方、立花氏は無罪を主張しており、今月予定していた公判は延期となっていたが、来年１月に開かれる予定だ。
立花氏はユーチューブで「私に個人情報を流出してくれたＴさんは有罪判決が下った。無罪を主張した方がいいと言ったが、執行猶予付き（の判決の可能性）が高いこともあって、特段無罪を主張しなかった。私はＮＨＫや下請け会社、集金人が他人の債権を取り立てる弁護士法７２条違反の調査をしているので、無罪主張する」と全面的に争う構えを改めて見せた。
この事件以外にも立花氏らがＮＨＫの集金人を無断で撮影し、ネットに公開したことで、ＮＨＫが１１００万円の損害賠償を求める訴訟も行われており、ＮＨＫと立花氏の場外バトルは激しさを増している。
そのさなかにＮＨＫの前田晃伸会長は「来年度以降、従来と同じようなスタイルの営業活動はしない」と事実上、集金人による個別訪問を行わない意向を表明した。それでも立花氏はこれまでの集金人の活動の違法性を巡って、訴訟乱発を予告しており、まだまだバトルは終わる気配はない。
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https://news.yahoo.co.jp/articles/9c9f56c8528868664dba7233f99d941440b3771c
