日本ハムの清宮幸太郎内野手(21)が7日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、200万円増の年俸2200万円でサインした。

 今季は1年目の53試合、2年目の81試合を上回る自己最多96試合に出場した。打率は・190と3年目で自己ワースト、本塁打は3年連続7本塁打と満足のいくものではなく「どういう提示でも受け入れるつもりだった。アップすると思っていなかったので本当にありがたい」と交渉を終えた感想を語った。

 球団からは「清宮はこんな成績じゃないだろ。期待している」と声をかけられたそうで「やっぱりふがいない。ここ3年間たくさん使っていただいて、球団の方たちにも恩返しができていない。その思いに少しでも応えたいと感じた」と4年目となる来季の飛躍を誓った。

 シーズン中は同じ一塁を守る主砲・中田から数々の助言、激励があったという。「自分がたくさんミスをしてしまい、みんなが見ていないところでもたくさん声をかけてもらった。記事では“眼中にない”ということも言っていますけど、何かあるたびに声をかけてもらった。(精神的な支えは)大きかったです。中田さんより活躍できれば恩返しになるんじゃないかと思っている」と中田に恩返しの活躍を誓っていた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c40fd64261f578d5dc4439e7b57d98e94a312346
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