12/5(土) 16:20
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【テニス】錦織＆国枝が〝夢のダブルス〟を結成　「尊敬」「天才」と互いに大絶賛！
お互いに実力を認め合う錦織圭㊧とレジェンド国枝
　開局３０周年を記念した「ＷＯＷＯＷテニスフェスティバル２０２０」が５日、さいたまスーパーアリーナで開催され、男子テニスの世界ランキング４１位・錦織圭（３０＝日清食品）と、車いすテニスの世界１位・国枝慎吾（３６＝ユニクロ）が、一日限定のダブルスを結成した。

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　この日のイベントはコロナ禍を考慮して無観客。しかし、日本テニス界のエースと車いすテニス４大大会単複４５Ｖのレジェンドによる〝夢のコラボ〟は、大きな注目を集めた。エキシビションとはいえ、錦織にとって１０月の全仏オープン以来の実戦。第３試合の「ニューミックスダブルス」で、同５６位の西岡良仁（２５＝ミキハウス）、車いすテニスの三木拓也（３１＝トヨタ自動車）組と対戦した。

　右肩の故障を抱える錦織は、ダイビングボレーを見せるなど大ハッスル。もともとサーブを打たない予定だったが、白熱する試合終盤には急きょサーブも披露した。また、前衛の錦織が打つと見せかけてフェイントをかけ、後衛の国枝がショットを決めるトリックプレーも出た。

　夢のダブルスを組んだ２人は互いにリスペクト。錦織は「ちょっと次元が違う選手。尊敬しています」と絶賛し、プレーに関しても「サーブが早いので、リターンで抜かれる心配がないので前で動きやすい。ストロークも速くて力強い。諦めない心、自分を信じる力は学ぶところがあるし、カッコいいですね」と話した。

　一方、国枝はトリックプレーを繰り出した錦織について「僕が一番だまされました」と苦笑しつつ「天才だなと思いました。なかなか練習してもできない才能です」とほめちぎった。
　
　なお、試合は西岡＆三木が、激戦の末に７－６で勝利した。

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