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広末涼子、竹内まりやと23年ぶりタッグ!20年ぶりシングル「キミの笑顔」4日配信

 女優、広末涼子(40)が20年ぶりのシングル「キミの笑顔」を4日から配信することが3日、分かった。作詞作曲はシンガー・ソングライターの竹内まりや(65)。広末へのシングル提供はデビュー曲「MajiでKoiする5秒前」以来、23年ぶりとなる。広末は心温まる歌詞に「心をつかまれて涙が出そう」と感激。竹内はコーラスにも参加し、「23年ぶりに音楽でご一緒できてうれしく思います」と喜んでいる。

 1997年に「MajiでKoiする5秒前/とまどい」で歌手デビューした広末が、再び希代のヒットメーカーとコラボし、さわやかな歌声を届ける。

 竹内が書き下ろした「キミの笑顔」は、ミディアムテンポが心地いいポップス。誕生のきっかけはNHK「みんなのうた」の制作側が12月〜来年1月放送の楽曲として広末に歌唱をオファーしたことだった。

 女優として活躍中の広末は、私生活では長男(16)、次男(9)、長女(5)の子育てに奮闘中。性別問わず幅広い世代に人気であることから選ばれ、「私が今このタイミングで歌うなら、昔、私の歌を聞いてくれた世代と、それを知らない子供たちの世代、両方にアプローチできたらいいなと思っていた」との思いで竹内に制作を依頼。これに竹内も快諾し、シングルでは「Majiで−」以来23年ぶりのタッグが実現した。

 コロナ禍の楽曲制作で竹内が影響を受けたのは、昨年10月に報じられた広末のインタビュー。竹内は「イメージとして真っ先に出てきたのは『たくさん笑っている人ほど痛みや苦しみを知っていると思うんです』という彼女自身の言葉でした」と明かした。

 NTTドコモ「ポケベル」のCM曲でもヒットした「Majiで−」のレコーディングでは、プロデューサーとして広末を訪問。今回も同様にスタジオを訪れて激励し、ツーショット撮影をするなどして再会を喜んだ。

 竹内は「世代を超えて誰もが励まされるような温かい楽曲にしたいと願って作りましたが、3児の母親となり、40代を迎えた広末さんの優しく包み込むような歌声によって、それが見事に実現できました」と感激。自身もコーラスで参加し、さわやかな美声で笑顔あふれる世界観を演出した。

 一方、広末にとっては2000年の「果実」以来20年ぶりのシングル。歌詞については「心をつかまれて涙が出そう」と共感。特に最後の♪Laughter is the best medicine(笑うことが一番の薬)−には感情移入しており、「人を温かい気持ちにさせてくれたり、救ってくれたり、みんなのお薬になるような歌になっていると思います」と呼びかけた。

https://news.yahoo.co.jp/articles/ed3dc68ebaa563f9588a297e3d043db37e6a61ca
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