FA権の行使を検討していたロッテの清田育宏外野手(34)と唐川侑己投手(31)がともに残留を決めたことが3日、分かった。

 清田はプロ11年目の今季、海外FA権を取得した。70試合に出場して7本塁打、打率2割7分8厘。規定打席未到達ながらも、長打率4割6分7厘はマーティン(4割8分5厘)に次ぐチーム2位。シーズン終盤には4番を任された。チームを盛り上げる存在で後輩からの信頼も厚い。清田もロッテ愛は強く、球団の残留要請に応えて決断したとみられる。

 唐川は18年に海外FA権を取得。プロ13年目の今季は32試合に登板して1勝1敗14ホールド、防御率1・19。セットアッパーとして、チームのCS進出の原動力になった。唐川に対しても、球団は残留を熱望していた。松永のほか、勝ちパターンを担った沢村が海外FA権の行使を表明したが、2人の残留はチームにとって朗報だ。

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12/4(金) 3:00
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