2012年に現役を引退した小久保氏は9年ぶりのホークス復帰

 ソフトバンクは3日、球団OBの小久保裕紀氏が新たに1軍ヘッドコーチに就任すると発表した。同日、小久保氏はPayPayドーム内で記者会見を行い「コーチの就任で会見の場を設けてくれた球団に感謝している。ホークスのユニホームに袖を通すということで、16年間着させてもらっていたので、恩返しをできる機会をいただいた。ヘッドコーチという初めての役職ですが、工藤監督とコミュニケーションをとってやっていきたい」と語った。

 ヘッドコーチ就任の正式な打診は日本シリーズ終了の直後だったという小久保氏。「三笠GMからシリーズ直後に連絡をいただいて、そのあと工藤監督とも話しました。野手の強化をやって欲しいと。その後『やらせていただきます』と返答しました」と語り「しばらくホークスから離れていて、いよいよかとワクワクしました」と心境を語った。

 青山学院大から1993年のドラフトで逆指名でダイエーに入団した小久保氏。レギュラーに定着した2年目に28本塁打で本塁打王となると、1997年には114打点で打点王に。1999年には4番としてダイエー初のリーグ優勝、日本一に貢献し、チームリーダーとしてチームを牽引した。2003年オフに無償トレードで巨人へと移籍。2006年オフにFA権を行使してソフトバンクに復帰すると、キャプテンとして2010年にリーグ優勝を果たし、2012年に現役を引退した。

 現役引退後は2013年から野球日本代表「侍ジャパン」の監督に就任。常設化された「侍ジャパン」の初代監督となった。2017年のWBCでも指揮を執り3位に。その後は野球解説者として活動しており、9年ぶりのソフトバンク復帰となる。

https://news.yahoo.co.jp/articles/b8ab3988a74e710e4c7363df9df9cab8bafc4ccc

12/3(木) 16:45配信
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