2006年トリノ冬季五輪スノーボードハーフパイプ代表の今井メロさん(33)が1日、自身のブログを更新。長女が今後、施設に入所すると明かした。

 11月17日に開設したブログでは現在は「シングルマザーでバツ3 子供3人のママでスノーボード指導員をしてる」と近況を報告していた。

 「告白」と題した1日の更新では「まず、このブログを書くのにとても勇気がいりました」。続いて「私は20代前半から母として今日まで生きてきたけど なんだかんだで現在は3児の母親 私の子供は長男、長女、おちびーぬ」と子供たちを紹介。中でも長女とは衝突することが多かったという。幼少期はいたずら程度だったが度が過ぎていき、学校でも問題行動が増え、行動は深刻さを増したそうだ。

 「産まれた頃から保育器で育ち他の兄弟に比べ 腕の中に抱いてあげられる時間が短かった」と自身の親としての愛情が届かないためかと、長女の話に耳を傾けたり、心のケアにも取り組んだが改善が見られなかったという。

 そして「だけど…ごめんなさい もう…分からなくなったんだ 彼女はもうすぐ施設に入所します」と告白。「決して投げやりとかじゃないです 今もこの文をかきながら手が震えています みんなに嘘をつきたくない 真実を伝えなきゃって思いで必死なんだ」と心境をつづった。

 子供の中で同居は長男のみとなる。長女は施設に入り、第3子と思われる「おちびーぬ」は既に「元旦那さんと生活しております」とも赤裸々に明記した。

 「正直、多数の反感をかうでしょう」と批判を受けることは覚悟の上で「親だからとか 一緒に暮らすのが円満とか 笑顔あふれる家庭とか それは理想論ですよね 決して当たり前ではないんです」と母親として悩んだ末の選択と告白だとも胸中を記した。

 ファンからは「親子が離れることだけが悪いって事はない」「どれが幸せの形なのかは人それぞれ」「正直に告白してくれてありがとう」などの励ましや感謝の声が届いた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/360c30a6ac97953ba030eeee6b3f332579dc2006