俳優の佐藤浩市(59)が29日放送の日本テレビ「行列のできる法律相談所」(日曜後9・00)に出演し、変人と思う芸能人を紹介した。

 佐藤が芸能界で唯一変人だと思うのは、20年来の付き合いがある、とんねるずの木梨憲武(58)だという。その変人ぶりがVTRで紹介され、木梨のレコーディングの際のエピソードが明らかに。それによると、4カ月前のある日に木梨から電話で「ちょっと遊びに来ませんか?」と連絡があり、佐藤は指定された場所を訪れた。そこには数台のカメラがあり、佐藤はいきなりレコーディングに参加させられたという。事務所の承諾を得ているのかと確認するも、木梨は「そんなこと関係ないから」と強引に歌を収録。極めつきは、国際フォーラムで木梨が行うライブのメンバーに勝手に決められ、佐藤は渋々参加。その模様が全国に生配信された。

 その木梨について「いい意味で遊びと仕事の境目がハッキリしない。それが良さ。その部分がいいから、それを大事にしたい」と話した佐藤。木梨は番組にVTRで登場し「悪役レスラーっぽくなってますが」と前置きしつつ反論を始めた。佐藤が大好きでライブで必ず歌うという宇崎竜童の「生きてるうちが花なんだぜ」を木梨がラジオなどで歌い始めたところ、佐藤から「俺の曲を勝手に歌ってるんだよっていうムードがあった」という。「そうなると事務所もへったくれもなくなる」と木梨。

 そして「『事務所に言っといてよ』のくだりは、多分ひと笑い欲しかったと思う。どうやら佐藤浩市はね、歌手を目指している。60歳からの佐藤浩市は音楽活動も始める。まだ発表していないだけ、俺が先に発表します」と話し、スタジオの笑いを誘った。最後に木梨は「今日から浩市さんのことを浩市って言う。浩市コノヤロー!変人扱いしやがって。浩市見とけよ。なんてね」と、おどけて締めていた。

スポニチ
11/29(日) 22:38
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