「フェニックス・リーグ、阪神−楽天」(29日、アイビースタジアム)

 阪神・西純矢投手(19)が今年ラスト先発を務めたが、5回8安打5失点と悔しい結果に終わった。四回までは1失点と力投していたが、五回に一挙4得点を奪われた。

 5点リードの五回。先頭の石原にストレートの四球を与える。その後、2死一、二塁となり打席には黒川。捕手・坂本の守備範囲にフライが上がり、アウト…と思われたが、風に流された打球を坂本が捕球できず。不運な形で1点を奪われ、西純はリズムを崩していく。

 岩見に右越えの2点適時二塁打、渡辺佳の右前適時打、村林の中前打など4連打を浴びた。一つのプレーをきっかけに、フォームが乱れ失点を重ね、1点差とされてしまった。

 ただ、四回まではリリースも安定していた。ツインズ・前田健太投手をイメージしたフォームも着実に形になってきている。悔しい104球となったが、光を見せた部分もあり、球場計測では153キロをマークする場面もあった

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11/29(日) 13:57
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