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俳優の松山ケンイチが主演し、22日にNHK総合で放送される『NHKスペシャル ドラマ「こもりびと」』(後9:00〜10:30)。“中高年のひきこもり”取材班の膨大な取材の蓄積をもとに、当事者の声をドラマで描く。10年以上ひきこもり生活を送る主人公を演じた松山が、本作を通じて得た気づきとは?
中略

――本作では挿入歌にTHE BLUE HEARTS(1987年メジャーデビュー、95年に解散)の楽曲が用いられ、ひきこもりの息子と父親が歌詞を引用しながらSNSで会話するシーンもあります。

【松山】高校生の頃、よく聴いて、よく歌っていました。今回、台本の中に歌詞が引用されていたので、久しぶりにじっくり歌詞を見て、全然捉え方が違っていて驚きました。こういう歌詞だったんだ、と。高校生の頃には感じられなかった繊細さ、優しさに気づきました。雅夫が言いたいことを全部言ってくれている。演じる上で、気持ちよく乗っからせていただいて、助けられました。

挿入歌:ザ・ブルーハーツ 『スクラップ』『TOO MUCH PAIN』『チェインギャング』