山下達郎
「最近、音楽の質が低くなった、昔の音楽は良かった、という人がいますが、それは違います。
昔も質の低い音楽はたくさんあった。低質の方が多かった。
でもそれらは時と共に忘れ去られ良いものだけが残ってる今だから昔の音楽は良質のものばかりという印象を受けるのです」

「音楽」を「若者」に変えると若者論になる。
良いもの(売れたもの、と言うべきかもしれない)が残って、そうでなかったものは忘れ去られる。
過去が美化されがちなのは、忘却された部分が指摘されなくなるから。