11月21日(土)大阪城ホールにて開催された『Yogibo presents RIZIN.25』のメインイベント[フェザー級タイトルマッチRIZIN MMAルール:5分 3R(66.0kg)※肘あり]で、斎藤裕(パラエストラ小岩)と対戦し、判定3-0で敗れた朝倉未来(トライフォース赤坂)が試合後のインタビューに応え、試合を振り返った。

 試合では、序盤から斎藤が積極的に右ストレートと伸ばし、テイクダウンにいく局面を作る。朝倉は3Rに左ストレートをタイミングよくヒットさせ、バチバチの打ち合いの場面も見せたが、ジャッジは3者とも斉藤を支持し、朝倉はRIZIN参戦後、初黒星を喫した。

「(自分が)勝っていたと思うので、試合を見返したいです。2Rが終わった時点でセコンドが勝っていると言ってたので、3Rも取れば勝てると思っていました。1、2Rは(自分が)押されてたみたいで、もうちょっといけばよかったなという後悔があります」とアグレッシブさにかけていたと試合を振り返る。


 対戦した斎藤については「意外にテイクダウンの力があって、テイクダウンに切り替えてきたので、(その際は)様子みないとわからないなというのがありました。体のパワーがあんなにあるとは思わなかったです」と想定外の部分があったことを明かした。斎藤からも試合後には「強かったです」との言葉をもらったという。

 朝倉が敗戦を喫したのは、17年10月のイ・ギルウ戦以来となる。「シンプルに久しぶりに負けて、勝った時より嬉しい気分です。格闘技はやめられないなと。早く練習したい、やり返したいなという感じです」と敗戦を経験したが、前向きなコメントを残した。


 2月に行われる『MEGA2021』でメイウェザーと対戦する噂が流れているが、「俺はまだ聞いていない。そんなこと言ってる場合じゃなくて、斎藤選手にやり返したいなというのが1番ですね」とまずは斎藤へのリベンジを見据える。

 再戦を見据える朝倉は「大晦日は僕も期間短いのでその次の大会くらいからやりたいなと思います」と大晦日以降での再戦を考えている。斎藤は海外の強豪選手との対戦を見据えていたため、間隔を空けての再戦も考えられるが、「いやダイレクトですね」とダイレクトを強く望んだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4a58705658e7f582a316c4a4d137bf71f405806e
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