◇パ・リーグCS第2戦 ロッテ4―6ソフトバンク(2020年11月15日 ペイペイD)

 敗戦の悔しさと同時に、若干21歳のロッテ・安田にとっては得がたい経験の日々だった。

 この日はシーズン中で87試合務めた4番に復帰。初回1死二、三塁で先制の左中間二塁打を放つなど、3安打2打点と奮闘した。

 しかし勝利には届かず「悔しい。チャンスで初回は打てたが、その後の2回は三振。シーズンでも実力不足だったし、悔しい1年だった」と唇を噛んだ。

 2回2死一、三塁、4回2死一、三塁でいずれも空振り三振。特に1点差に迫られていた4回は「何とか打ちたかった。あそこで1本打てば試合の流れが変わったかも…」と振り返った。

 前日は先制の2ランも放った。初めての大舞台で躍動し「すごくいい経験ができた」と安田。一方でシーズンは打率・221に終わっており、「自分の成績で1年間出るっていうのは普通じゃ考えられない。今年のような成績じゃ来年は使ってもらえないと思う」とさらなるレベルアップを狙う。

 「明日から来年が始まると思ってしっかり準備したい。守備、走塁ももっともっとレベルアップしないと。ワンランクもツーランクも上にいけるよう頑張りたい」。収穫と課題。長かった1年を終え、安田は誓った。

11/15(日) 19:12
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20201115-00000261-spnannex-base

https://npb.jp/bis/players/81885136.html
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