11/11(水) 7:00配信
スポーツ報知

朝日放送(ABC)のマスコットキャラクターをアニメ化した「エビシー修業日記」のポスタービジュアル(C)ABCIEE Anime Project

 ABCテレビ(大阪市)は、同局のマスコットキャラクター「エビシー」が主役になったアニメ「エビシーの修業日記」を来年1月に放送開始する(放送日時は未定)。1951年11月11日にラジオから始まった同局の開局記念日に合わせて発表された。

 エビシーは2015年6月にABCテレビ、ABCラジオのマスコットとして誕生。テレビのチャンネル番号に合わせた「6」歳の男の子で、びわ湖で生まれ、電波に誘われて大阪・中之島へやって来た未確認動物(UMA)というキャラクター設定だ。

 アニメでは、放送局「エビシTV」に入社した新入社員エビシーが、悪戦苦闘しながら社会人として成長していく様子を、業界やUMAの“あるある話”を交えて描く。演出は「au 三太郎TV」のアニメ制作や、「紙兎ロペ」を担当した青池良輔監督が手掛ける。

 エビシーの声は「魔法少女まどか・マギカ」の鹿目まどか役などで人気の悠木碧(あおい)が務める。悠木は「キャラクターを見たときの第一印象は『海老じゃない! 海老じゃないぞ!?』。脚本を読んで、その面白さに寄せてギャグマシマシで演じたら、エビシーはおじさんではなく6歳の男の子です、と言われ、アフレコでは、年齢の反復横跳びを繰り返していました」と少々勝手が違った収録の様子を語る。

 それでも作品の独特の世界観に太鼓判。「ポップな川の生き物のルックスからは予想できない社会派ギャグで毎話、面白かったです。かわいい絵から想像できない、そこそこブラックなジョークも飛び交います。なかなか辛らつな“テレビ局あるある”が、ポップな絵で描かれた異色の作品です。きっと皆さんにクスッと笑ってもらえると思います」とアピールした。

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https://news.yahoo.co.jp/articles/17e036fac209343f84dbcb1fa4df852ad996b499