2020年11月6日 13:21

年末の福岡ドーム公演をもって解散すると発表した「レペゼン地球」(登録者数248万人)が11月5日、「レペゼン地球が解散する本当の理由【これが最後の動画です】」を投稿、大きな反響を呼んでいます。
(関連記事「レペゼン地球、年末の福岡ドーム公演を最後に解散すると発表」)

https://youtu.be/gMLLNXh4XMI

解散は結成当時から決めていた
DJ社長は、解散はドッキリなどではなく「本当にマジの、ただただ解散」と宣言すると、

その理由は、最初からそう決めてたからです
と明かしました。

22歳の頃、詐欺に遭ったり、仕事に失敗して借金を6000万円も抱えていたというDJ社長。
そんなとき、同い年のきゃりーぱみゅぱみゅが大規模な会場で満員のライブをするのを見て、悔しがるとともに、「俺も有名人になって」「ドームに立ちたい」と思ったそう。
(関連記事「レペゼン地球DJ社長、熱く語る動画が大きな反響」)

有名になるために「DJ」を選んだDJ社長は、松本絃歩(DJふぉい)に声をかけ、

日本一のDJ集団を作る! そしていつの日かドームでライブする!
そして、そのドームの日に解散する・・・カッコよくね?
と語り、結成されたのがレペゼン地球だったとのこと。



「日本一のDJになる」と口説き、2万円で作曲してもらう
しかし曲を作れないDJ社長は、知人に片っ端から声をかけ、「Devincy」を紹介してもらいます。
Devincyに会うため、ヒッチハイクで福岡から東京に向かったDJ社長。

Devincyから作曲費用の相場が50〜100万円と聞かされると、福岡に帰る交通費すら持っていなかったというDJ社長は、

俺はいつか日本一のDJになって、ドームでライブするような男になる。
そうなったときには君が作った曲は、日本中のみんなが聞いてることになるだろう。
だから、君は今すごいチャンスなんだ。
と説得。
2万円で作曲してもらうことに成功したそうです。

MVはiPhoneで撮影、CDの製造から販売も自分たちで
続いて、MVの制作に取り掛かるDJ社長。
同じように知人から映像制作会社を制作してもらいますが、やはり制作費用は30〜50万円と高額。
そこで映像は自分たちで撮ると決め、iPhoneで撮影から編集までこなしてYouTubeにそのままアップロードします。

今ではいずれも1000万再生を超えている、第1作の「5454」や第2作の「YSP」は、この方式で作られており、制作費は作曲費用のみの2万円なのだとか。

https://youtu.be/4EYSLjmVu4U

次に、DJ社長はCDを売る方法を調べますが、レーベルと契約をしていないとCDショップでは扱ってもらえないことが発覚。
さらに、レーベルに所属するとCDの価格の3〜5%しか手元に入らないと知ると、自分たちでCDを作って販売することを決めます。

インターネットでCDの作り方を調べ、制作会社に1枚150円で発注。
自分たちでウェブサイトを作り、販売も始めたそうです。



ビジネスを学ぶのは素晴らしい
もともと大金持ちになることを夢見ていたDJ社長は「めちゃめちゃビジネスのことを勉強しとった」のだとか。
これがレペゼン地球の活動に生きたそうで、「ビジネスを学ぶっていかに素晴らしいか」と熱弁を振るいます。

DJ社長は、今撮影に使っているiPhoneから、その充電器、電気会社に電信柱、その電信柱を作る人まで、「この世の中はほぼ全てはビジネスで回ってる」といい、

ビジネスを学ぶってことはこの世の仕組みを学べるんよ
と力説しました。

DJ社長は、レペゼン地球が今あるのは「ビジネスのおかげ」とし、トークからYouTube動画のタイトル決めまで、ビジネスで学んだことを活用しているに過ぎないと告白しています。

https://ytranking.net/blog/archives/40124

>>2続く