石橋貴明がみちょぱ執拗に... ななにー「往年のバラエティー企画」の賛否、「セクハラ多発で観ていて辛かった」


元SMAPの香取慎吾さん、稲垣吾郎さん、草g剛さんによる「新しい地図」のバラエティー番組「7.2新しい別の窓」(通称:ななにー)の最新回が2020年11月1日にABEMAで配信された。


ゲストにとんねるず・石橋貴明さんらが出演し、「往年のバラエティー番組」を意識した企画対決が行われた。
しかし、ツイッター上の視聴者からは石橋さんら出演者によるタレント・みちょぱ(池田美優)さんに対する振る舞いが「セクハラ」との声も上がり、「良くない昭和感」「時代錯誤」との指摘も聞かれている。


みちょぱが座った場所を手で触り...

「ななにー」は毎月第一日曜日に、ABEMAで配信を行っているバラエティー番組だ。
この日は、石橋さんのかつての冠番組「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系)を彷彿とさせる大規模なバラエティーセットをスタジオに設置。
「往年のバラエティー企画でどっちが根性据わってる!?対決!」と題し、「新しい地図」の3人とみちょぱさんのチーム、石橋さん、マッコイ斉藤さん、お笑いコンビ・キャイーンのチームに分かれ、身体を張った企画対決が行われた。


しかし、対決で目立ったのは、石橋さんによるみちょぱさんへの「イジリ」だ。
例えばバルーンに跨り、破裂までの我慢比べをするという企画では、みちょぱさんがバルーンに座った瞬間に石橋さんがカメラを持ち、ローアングルで撮影。
さらに、みちょぱさんが座っていた場所を手で触り、その臭いを嗅ぐ仕草を見せた。

このほかにも、対決中、みちょぱさんに対して股を広げるよう望んだり、「(ゲームでみちょぱさんが)吊るされてるとき、『みちょぱ』の『みちょぱ』が見れました」と発言する場面もあった。



みちょぱの太もも触った石橋を兼近が引き離す

対決後の「罰ゲーム」にも批判の声があがった。
内容は、対決に負けた新しい地図・みちょぱさんのチームに対して、プロレスラー・男色ディーノさんが技をかけるというものだった。

スタジオに登場した男色ディーノさんは、「新しい地図」の3人を見回した後、みちょぱさんへ詰め寄る。
ここで石橋さんの「やっぱりみちょぱで」という一声が入ると、男色ディーノさんは「ご指名入りました」と罰ゲームのターゲットをみちょぱさんに決定。
嫌がって逃げるみちょぱさんをセットの裏まで追いかけ回し、カメラの前へと強制的に連行した。


一連のシーンを見たツイッター上の視聴者からは「見てられなくてすぐ消した」「貴さんのセクハラ多発で観ていて辛かった」「女をエロの対象として扱う感じ本当にやめてほしい」などの声が聞かれた。

「往年の〜」というタイトル通り、かつてのバラエティー番組で放送されていたような企画を実施したことにも「良くない昭和感」「さすがに時代錯誤過ぎるよ。ネット配信だからって何でもかんでも許されるわけじゃない」
「新しい地図、広げるんじゃないの?古い地図に戻るんなら、観ないよ」と批判的な意見が見られた。
一方で、「久々のこれぞ!ザ!バラエティ!で笑った笑った」「さすが貴さんって感じだったわ」と肯定的な意見も見られている。

出演者たちは、今回の撮影をどう振り返ったのか。天野ひろゆきさんは11月2日にブログを更新し、以下のように語っている。
「テレビは毎日こんなバラエティーをやっていた うちのお袋は、何こんなバカなことやってといっていたが 僕たちは、それを夢中で見ていた そして、こんな楽しそうでバカなことを一生懸命やる世界に憧れたのだ」

石橋さんらの「ターゲット」となったみちょぱさんも、配信終了後にツイッターで「新しい地図」の3人や石橋さんらの出演陣と一緒に写った写真を投稿。今回の撮影を、こう振り返った。
「昭和のバラエティを今経験できて良かった!笑 声出しすぎて喉かすかすです!!笑」

https://www.j-cast.com/2020/11/02398001.html