11月02日 20時12分

帯広市が主催するばんえい競馬のことし上半期の売り上げは、新型コロナウイルスによる「巣ごもり需要」の影響でインターネット販売が大きく伸び過去最高の226億円余りに達しました。

帯広市は、ばんえい競馬のことし4月から先月12日までの上半期の売り上げをまとめました。
それによりますと馬券の売り上げは前の年の同じ時期に比べ55.7%増え、226億1547万円と市の単独開催となった平成19年度以降、過去最高に達しました。
9割以上を占めたのがインターネット販売で、前の年より75.9%増加し、新型コロナウイルスの影響で自宅で過ごす時間が増えたことによる「巣ごもり需要」が好調だったということです。
ばんえい競馬は新型コロナウイルスの影響で7月上旬まで無観客での開催が続いていましたが、現在は検温や消毒などの対策をとった上で、観客を入れて開催しています。
帯広市ばんえい振興室は「新型コロナウイルスの影響がある中で過去最高の売り上げは想定外だった。年間の売り上げも前の年を大きく超えるのではないか」と話しています。

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