10/26(月) 23:00
デイリースポーツ

マイケル・ジャクソンの性的虐待訴訟が棄却 「証拠不十分」で
故マイケル・ジャクソン
 故マイケル・ジャクソン関連会社2社への訴訟が棄却された。

 ジェームズ・セーフチャック(42)は10歳の頃から数年に渡りマイケルに性的虐待を受けていたとして、MJJプロダクションズとMJJヴェンチャーズを提訴していたが、今週ロサンゼルス郡上位裁判所が、セーフチャックと同社の関係性が不十分だとして訴えを退けたかたちだ。

 同社の弁護士ハワード・ワイズマンとジョナサン・シュタインサピアーは「裁判所が、訴訟を継続するには証拠不十分としてセーフチャック氏の件を棄却したことを嬉しく思います」と声明を発表している。

 2013年に初めて提訴された同件が棄却されたのは今回で2度目。2017年に1度棄却されるも、今年になってカリフォルニア州の法律が変更され幼少時の性的虐待に関する訴訟における原告側の年齢制限が延長されたため提訴が可能となっていた。

 ちなみに、昨年公開されたドキュメンタリー作「ネバーランドにさよならを」でセーフチャックと同様の被害を受けたと明かしていたウェイド・ロブソン(38)も再び訴えを起こしているが、まだ判決が下されていない状況だ。

 新法に変わる以前、裁判所はセーフチャックとロブソンの両件に対し、原告側は26歳になる前に訴える必要があったとして時効と裁決していた。

 同ドキュメンタリーの中でセーフチャックは10歳から思春期に入るまで、ロブソンは7歳から14歳になるまでマイケルから性的虐待を受けたと明かすも、マイケルの遺産管理団体はその全ての訴えを否定。昨年8月には、虐待疑惑に異議を唱えるドキュメンタリー「マイケル・ジャクソン:チェイス・ザ・トゥルース」を発表していた。(BANG Media International/デイリースポーツ)

https://amd-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-amd/20201026-00000179-dal-000-2-view.jpg?w=640&;h=640&q=90&exp=10800&pri=l

https://news.yahoo.co.jp/articles/07724653500d88ee58d15b18698d776151ce9a0e