芥川賞作家の平野啓一郎氏が24日、ツイッターに連続投稿し、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題など、菅政権について「政府が法律を無視して、あろうことか、独裁政権同様の振る舞いをしている」と批判した。

 平野氏は「学術会議の問題は、この法治国家で、政府が法律を無視して、あろうことか、独裁政権同様の振る舞いをしていることこそが本質であって、その正当化のための学術会議批判に加担するなど、絶対にしてはいけない。それは、DVやパワハラの被害者を『お前のここが悪いから』と責めるのと同じやり口」と指摘。

 続く投稿で「就任早々、平然と違法行為を行って開き直っている。独裁国家の権力者にでもなった気でいるんじゃないか。ここまでの勘違い首相も、前代未聞だろう」と危ぶんだ。

 別の投稿で平野氏は「首相がパンケーキ食ってたら、何となく親しみが持てるから、法律無視してやりたい放題やっていいのか? そんなわけないだろう」と投稿した。

https://news.yahoo.co.jp/articles/83fd382f79ebea684483afc8c2043de3b8e5404a
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