6年ぶり黒星に納得いかずも「結果は結果だ。異議を唱えるつもりはない」

ボクシングのIBF世界ライト級王者テオフィモ・ロペス(米国)が17日(日本時間18日)、米ラスベガスで3団体同級統一王者ワシル・ロマチェンコ(ウクライナ)に3-0の判定勝ち(116-112、119-109、117-111)した。史上5人目となる4団体統一の快挙を達成。一方、6年ぶりの黒星を喫したロマチェンコは「絶対スコアに同意できない。俺は勝ったと思っている」などと語ったようだ。米専門メディア「ボクシングシーン.com」が報じている。

停滞した展開からボディーを打つロペスに対し、ロマチェンコは右フックなどを出すが単発。8回にはロマチェンコが距離を詰めて手数を増やしたが有効打にはならない。小刻みに動いて、ロペスのパンチをもらうことはなかったが、最後まで決め手を欠いた。

 手数でロペスを下回り、最大で10ポイントの差がつく判定負け。3本のベルトを一度に失ったウクライナの英雄について、同メディアは「『後半戦は俺が支配していた。俺は勝ったんだ』とロマチェンコは語る」との見出しで記事を掲載。試合後のロマチェンコの言葉を伝えている。

 記事では「ロマチェンコは試合の前半ではほとんど何もできなかった。しかし、7回以降はペースを上げて、後半のほとんどはロマチェンコが試合を作っていた」と記述。本人も「確かに前半は彼(ロペス)の方が俺より良かったと思う。しかし後半は俺の方が試合を支配していた」と語っていたと伝えている。

 試合直後から米ファンやメディアがロペス勝利を支持しつつ、採点に異論を示していた今回の試合。記事によるとロマチェンコは「家に帰って俺の方が良かったというところを確認したい。絶対にスコアカードに同意はできない。俺は勝ったと思っている」としながらも、「しかし結果は結果だ。いま異議を唱えるつもりはない。とりあえず家に帰って、次何をすべきなのかチームで話し合いたい」と語ったという

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10/19(月) 12:03
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20201019-00131606-theanswer-fight