[10.18 ベルギー・リーグ第9節 ゲンク2-1シャルルロワ]

 ベルギー・リーグは18日に第9節を行った。MF伊東純也が所属するゲンクはMF森岡亮太が所属するシャルルロワと対戦し、2-1で勝利している。

 日本代表から帰還した伊東は開幕から引き続き先発メンバー入り。同じく盛岡もスタメンで試合に入った。伊東は開始早々から持ち味のスピードで相手陣地に迫るが、森岡が冷静にカット。両者ともに、序盤から攻守に絡んでいく。

 すると前半25分、ゲンクは伊東を起点に先制。右サイドを突破した伊東がクロスを上げ、ファーサイドのFWパウル・オヌアチュが頭で押し込んだ。アグレッシブな伊東は同28分、相手選手へのファウルでイエローカードを受けてしまう。

 後半4分にはシャルルロワが反撃。森岡が左CKを蹴り、MFサイド・ベラヒンがヘディングシュートでゴールに叩き込む。日本人両選手の活躍で、試合は1-1と振り出しに戻った。

 拮抗状態に戻ったが、後半18分にゲンクが決勝点。伊東とのワンツーパスからDFヨアキム・メーレが豪快に右足シュートを放ち、ゴールに突き刺さる。今季初ゴールで2-1と勝ち越しに成功した。

 あとは逃げ切るだけとなったゲンクだが、伊東は後半37分、相手選手の顔に足が当たり、2回目の警告でレッドカード。無念の退場処分となったが、数的不利のゲンクが逃げ切り、2-1で3試合ぶりの白星を手にしている。


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