10/14(水) 10:33
スポーツ報知

玉川徹氏、学術会議を「なくせばいい」「民間法人にすればいい」と訴えている識者に「果たしてアカデミアに対する尊敬の念があるのか」
菅義偉首相
 14日放送のテレビ朝日「羽鳥慎一モーニングショー」(月〜金曜・前8時)では、日本学術会議が推薦した新会員候補6人の任命を菅義偉首相が拒否した問題で、除外の判断に杉田和博官房副長官が関与していたことを報じた。

 番組では、河野太郎行革相が「学術会議の予算や機構、定員について聖域なく例外なく見ていく」との発言を伝えた。この方針は任命拒否問題とは別問題で、問題のすり替えにあたるのではとスタジオで出演者が議論した。

 コメンテーターで同局の玉川徹氏は「本質の問題はなぜ6人を任命しなかったか。それ以外の話を今、出してきているのは、ある種、議論を本質のところから、そらそうという意図があるのかなと僕には思います」と指摘した。

 その上で「それが意味があるのかないのかと言えば、結構、世論の中にそちらの方に流れている世論があるので、一定の成果を収めているんじゃないですか。論点ずらしは」とコメントした。さらに「だけどあくまで本質はなぜ任命しなかったことだけは揺るがない。それから政府の姿勢としてアカデミアに対する尊敬の念は、この日本には絶対に必要だと思う」と主張した。

 続けて「なくせばいいとか民間法人にすればいいとか言っているたち、人に果たしてアカデミアに対する尊敬があるんだろうか。ここの尊敬なくしてこの日本はやっていけません」と訴えていた。

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