新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された東京五輪に向けて、大会組織委員会が国内オリンピック委員会(NOC)に準備状況などを説明する団長会議が12日、オンラインで始まった。
 国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長は会議冒頭で、迅速な検査やワクチン開発が開催への根拠になり得るとし、「来年の夏に世界がいかなる状況に直面していようと安全な五輪を準備する」と述べた。
 組織委の森喜朗会長は約300億円を削減する52項目の簡素化に触れ、「ご迷惑を掛けることも多いと思うが協力いただきたい」と述べた。
 五輪団長会議は14、16日と続き、3日間開催。東京パラリンピックの団長会議は今月下旬に開かれる。

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