ゲーム購入時に迷った際、どのメーカーが作ったソフトなのかは大きな判断材料のひとつ。とくに現在みたいに公式PVのような映像情報の乏しかったファミコンの時代は、発売メーカーを信じて購入に踏み切ったモノだ。そこで今回は、ファミコン時代に「一番好きだったソフトメーカー」をリサーチ。30代から50代の男性300人にアンケートを実施し、どこのメーカーがもっとも人気だったのかを調査した。(アンケートサイト「ボイスノート」調べ)

■【アンケート結果】意外なメーカーが健闘? ランキングTOP10はコチラ

 まず第5位(6.7%)にランクインしたのは「カプコン」。ファミコン以降『ストリートファイター』や『バイオハザード』、『モンスターハンター』シリーズを始め、超人気タイトルを多数生み出しているゲームメーカーだ。

 ファミコン時代のカプコンは、現在ほどの超メジャーなメーカーという印象はなかったが、『魔界村』や『1942』『1943』など、アーケードゲームの移植作が話題に。さらに『ロックマン』のような人気アクションシリーズから、『天地を喰らう』や『スウィートホーム』のような原作つきのRPGまで手がけ、幅広いジャンルのゲームを世に送り出した。

 そんなカプコンの名を挙げた人からは「カプコンのゲームはとても楽んだ記憶がある」(37歳・男性)、「ヒット作が多い印象」(37歳・男性)、「とくに魔界村が好きだった」(45歳・男性)、「『天地を喰らう』と『天地を喰らうII』はとても面白いRPGで、ファミコンでは間違いなくNo.1」(37歳・男性)といったコメントが寄せられている。

■歴史シミュレーションの雄と言えばココ
 第4位(7%)には「光栄(コーエー)」がランクイン。歴史シミュレーションゲームに定評のあるメーカーで、現在はコーエーテクモゲームスとなり、『無双』シリーズや『アトリエ』シリーズなどが人気を博している。

 光栄のファミコンソフトと言えば、パソコンで大ヒットした『信長の野望』や『三國志』といった人気シリーズを移植。通常のファミコンカセットよりも大きく、値段もお高めな印象だが、パソコン同様の骨太なシミュレーションゲームがファミコンで楽しめたのは画期的だった。当時は光栄のゲームをきっかけに戦国武将の名前を覚えたり、歴史に興味を持つ人も少なくなかった。

 光栄が一番好きだという人からは「初めて触れたシミュレーションゲームで大好きになった」(46歳・男性)、「のめりこむほどハマった。良いゲームを作るメーカー」(43歳・男性)、「戦国モノや三國志の本を読むきっかけになった」(47歳・男性)、「奥が深く、やりこめる要素が多いゲームが好きだったので」(44歳・男性)といった声があった。

10/7(水) 17:31配信
https://news.yahoo.co.jp/articles/7f5dacbbb21515f540116482868ece76c0854c46
https://i.imgur.com/LpmACxi.jpg
https://i.imgur.com/0oFnOVS.jpg